魔法の世紀
落合陽一
PLANETS
2015-11-27


1.ものをツクルと当然が当然でなくなる

人々が存在を意識しないほど高度な技術は、文字通りの「魔法」になりうるのではないか、ということを示唆している、と。

恐ろしいことに、高度な技術で作られたものは、理屈抜きに当たり前になってしまう。
経過が複雑だから、結果だけを認識してしまうのだ。

普段生活する中では、「魔法」は大歓迎だ。
便利で快適だから。

しかし、人として世の中に向き合いたいと思ったときは、魔法ほど厄介なものはない。
魔法=当然という認識が染みついてしまうと、モノをツクル能力が弱くなってしまうのだ。

世の中で自身が認識している物事を当然と思ってしまうと、魔法と言われる高度な技術に気づくことができず、、他人のツクッたものを、自分が信じ込んでいる「当然」の枠の中で批判して自身が何か価値を創出した気になってしまうのだ。

実際、他人の目に触れるものをツクル場合、思い込みの「当然」で作りきることはできない。
何度も何度も、これってどうなの?という「当然」を疑うことを繰り返したうえで完成にいたるのだ。

この作業を繰り返した者が、高度な魔法に触れる機会を得ることになるのだろう。


と、ガンプラを作りながらつらつらと考えてみたわけです( ̄ー ̄)ニヤリッ