1%の努力
ひろゆき
ダイヤモンド社
2020-03-05


2ch開設者よりも最近はコメンテーターと言ったほうが多くの人に伝わりやすい、ひろゆきさんの「1%の努力」を読みました。
これまで何度もレールを外れてきたという著者の「生き方・考え方」について書かれた本です。
レールを外れたことのないひとには、そんな考え方もあるのかと思ってもらえる本です。
レールを外れたことがあるひとは、まぁそうだよねと共感してもらえる本です。
時間のないひと、活字を読むのが苦手なひとは、序文と最後の「全思考まとめ」だけ読めば内容がわかるのでオススメの本です。


ひろゆきさんの本の良さは、「だらだらいきる」ことの罪悪感を、薄めてくれることなんですよね。

「努力は必ず報われる」とか「好きを仕事に」みたいなイメージワードを、冷静に「あぁそれって、事実とは違いますよね。」と言い切ってくれるので、読者は、身も蓋もないなぁと思いつつも、どこかホッとできるのです。


個人的に印象に残ったのは、「調べる労力を惜しんでいないか?」という言葉でした。

私は、ニュースを読むときにこれが顕著で、書かれていることを鵜呑みにする傾向が強かったです。
「なぜ」「どういう仕組で」と考えるの習慣がまったくつくられていませんでした。
本書を読んでからは、少しずつ調べるようにしています。
やってみて実感したのは、自分が、如何にイメージだけでものを考えていたかということです。

「事実は何か?」を調べ、合理的因果関係としてどういうことが想定されるかを考えると、世の中にはエモーショナルな論調の記事が多いことを実感できるので、試してみて損はなかったと思っています。
試してみたい人は「〇〇経済」的な雑誌の記事は、主張したいことのために事実を並べ替えるのが好きなので、実験材料としてはオススメです。

こんな感じのヒントが詰まった本だったので興味のある方、だらだらいきたい方は読んでみてください。

1%の努力 [ ひろゆき ]
1%の努力 [ ひろゆき ]