だらだらいきる

「だらだらいきる」ために全力を尽くすタイプです。。。

カテゴリ: 本 映画

魔法の世紀
落合陽一
PLANETS
2015-11-27


1.ものをツクルと当然が当然でなくなる
2.悩む前に体が動くほど

3.認識を変えれば

マルクスが『資本論』で考えたような労働と富の関係も変わるでしょう。例えば、クラウドファンディングはその典型で、あらゆるものがプロジェクト単位分解されて、中央集権的な再配分を経ないまま富の再配分が自発的に行われています。もちろん運営母体である企業は貨幣経済の市場原理において動いていますが、サービス内で行われている行為は、市場を経由しないボトムアップでの再配分に他なりません。イノベーションと再配分に関する点は、かつての共産主義の面影をそこに見るほどです。

資本主義では、労働力商品から剰余価値を絞りとり富を蓄積し、資本を拡大していくことが必要です。
簡単にいうと何かやるなら儲けを出せ、儲けがないならやるなという仕組みです。

これが、クラウドファンディングでプロジェクトベースになると何がかわるのでしょうか。
まず、プロジェクトの目的が儲け(富の蓄積)ではなくなります。
プロジェクトは完成が目的なので、コストを無理に抑える必要がなくなります。
また、プロジェクト自体が直接の商行為ではないので税金を考える必要がなくなります。
そして、プロジェクトが始動するということは、賛同者が多く社会的に何らかの意義があるということであり、社会的価値の創出ということになります。

税を取られず、資本家が搾取する必要もなく、社会的価値を生み出せるこの方式をいったい何んと呼ぶのでしょうか。

資本主義の中で日々、お金に追われているような錯覚にとらわれてしまいがちですが、別に生活のすべてを資本主義の参加者としてすごす必要もないわけです。

クラウドファンディングに参加するのがいいという話ではないですケド、よくよく観察してみれば資本主義とは別物の何かが存在しはじめているのです。

いつもの儲けを出せ的な認識を少し変えてみれば、また違った世界が見えてくるはずです。


まぁ 名前がないので認識しにくいのですけど( ̄ー ̄)ニヤリッ

魔法の世紀
落合陽一
PLANETS
2015-11-27


1.ものをツクルと当然が当然でなくなる

2.悩む前に体が動くほど

デザインは表層、エンジニアリングは深層の問題を解決するという時代は、そろそろ終わりつつあります。今後は表層と深層の両方を意識的に解決することなしに、新しいプロダクトは作れないのです。それは表層と深層の設計が事実上不可分になるわけですから、まさに産業革命以前のクラフトマンの時代に、「ものづくり」の人々が戻るということでもあります。
「魔法の世紀」においてエクスペリエンスとは、一つの重要なキーワードです。エクスペリエンスドリブンの製品は、単に体験を生み出す装置という意味にとどまらず、コンピューターのサポートによる表層と深層の一致の中で、生活や社会の中にある問題を解決していくための装置にもなっていくはずです。
この職業としてのデザイナーとエンジニアが接近していく流れは、表層と深層がコンピューターで再びつながるようになった「魔法の世紀」の原理的な部分から発しているものであるがゆえに、強力な潮流であるように思います。
「デザインエンジニア」の必要性は今後も高まっていくでしょう。


著者は、人間の体験まで設計する必要があるといっているのですが、何かを作ろうとするときに体験まで設計するとなると、膨大な試行錯誤と領域外の知識と経験が必要になります。

ちょっと次元が違う話ですが、語学学習の方法やプログラミング言語の選択で延々と悩んでいるひとをよく見かけます。

当たり前ですが、やったほうが早いです。目的や効率性なんかを考えるくらいならざっと方向性を決めて手を動かしながら調整したほうがいい結果が得られます。

考えることと行動することを区分けしている時点で遅いのです。
考えながら行動し、経験を繰り返して膨大な試行錯誤をすることによって「何か」を獲得するのです。

その「何か」の積み重ねがコンピューターの補助により「ものづくり」を可能にするのだと思います。

いずれにせよ、悩む前に体が動き出すようになるまで訓練するしかないんですよね。

まぁ炎暑のせいで手しか動いてないんですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ







魔法の世紀
落合陽一
PLANETS
2015-11-27


1.ものをツクルと当然が当然でなくなる

人々が存在を意識しないほど高度な技術は、文字通りの「魔法」になりうるのではないか、ということを示唆している、と。

恐ろしいことに、高度な技術で作られたものは、理屈抜きに当たり前になってしまう。
経過が複雑だから、結果だけを認識してしまうのだ。

普段生活する中では、「魔法」は大歓迎だ。
便利で快適だから。

しかし、人として世の中に向き合いたいと思ったときは、魔法ほど厄介なものはない。
魔法=当然という認識が染みついてしまうと、モノをツクル能力が弱くなってしまうのだ。

世の中で自身が認識している物事を当然と思ってしまうと、魔法と言われる高度な技術に気づくことができず、、他人のツクッたものを、自分が信じ込んでいる「当然」の枠の中で批判して自身が何か価値を創出した気になってしまうのだ。

実際、他人の目に触れるものをツクル場合、思い込みの「当然」で作りきることはできない。
何度も何度も、これってどうなの?という「当然」を疑うことを繰り返したうえで完成にいたるのだ。

この作業を繰り返した者が、高度な魔法に触れる機会を得ることになるのだろう。


と、ガンプラを作りながらつらつらと考えてみたわけです( ̄ー ̄)ニヤリッ


人生の勝算 (NewsPicks Book)
前田 裕二
幻冬舎
2017-06-30



1.それ以前の問題を忘れないでね

2.自分の物語になるように

僕が歌う曲が、お客さんにとって、「他者の物語」ではなく、「自分の物語」になることによって、消費が生まれる。そこには、明確に人間的繋がりや絆が存在していて、演者と視聴者がお互いに広義の承認欲求を満たし合う。

消費するということは人が動くということなのだけれども、
例えば、普段、電車の席を譲るなんて考えたこともない私がいたとしよう。
ある日、年老いた親が足を痛め、生活が大変だという話を聞く。
その日、電車に乗った私の前に足をケガした人が立ったら。。。

親の足のケガが自分のこととして私の中に入り、それが全く知らない他者に対する行動になる。
肉親で長い時間を共有した相手だから、その情報が自分の中に入りやすかったのだろう。
そして入ってきた物語が、他者の足のケガをスイッチに他者の物語が自分の物語になったのだ。

私たちは何かのきっかけで、他者の物語を自分の物語に変える力を持っている。
しかし、その力を自在に発揮できるかというとそうでもないのだ。

自分が他者に「自分の物語」として捉えてもらい感動してもらうおうというのはかなり困難なことだ。


普段の生活の中で、他者に「自分の物語」として捉えてもらう方法を考えたり、「他者の物語」を自分の物語として捉えようとしたりしているだろうか。
もし、この視点でこれからの時間をとらえていくことができたら、どんな人生になるだろうか。
私が本書から見出した最大の効果はこの視点だ。

私の物語を他者に共感してもらうには、他者の物語を「自分の物語」として捉えるには、その答えを出すヒントが本書の中には詰まっている。







人生の勝算 (NewsPicks Book)
前田 裕二
幻冬舎
2017-06-30


本書はSHOWROOM株式会社代表の前田裕二氏の自伝的な内容です。
テンポよく読めて、前向きな気持ちにさせてくれます。
個人的に、いわゆるビジネス本っぽいんだろうなと読むのを躊躇していたのですが、シンプルな表現なのに内容が具体的で濃いというもので、さっさと読んでおけばよかったと後悔しました。

1.それ以前の問題を忘れないでね

知能指数が高く、学習能力も高い。見渡せば誰でも優秀です。単純な情報提供の仕事をリクエストするなら、AさんでもBさんでもCさんでも、たいして変わらない。
そんなとき「前田くんでいこう!」という決め手になるのは、数値で表せない人間的な感情です。

わたしたちが見落としがちなのが、全員がハイスペックであるということです。スペックに差がないのなら、最後は人間的な感情が決め手になるのであって、そもそもスペックで差がついているのなら人間的感情は関係ないわけです。

例えば、入社試験で筆記試験に足切り制限を設けている場合、筆記試験で必要点数に達していない人間が、面接でどんなに素晴らしいことを言っても相手にされないのと同じことです。
ところが、稀に点数不足でも特例合格してしまうケースがあり、それが武勇伝のように伝わってしまうことがあります。
このケースと、人間的感情が決め手というワードが切り取られ、「前提努力が足りていない」という根本的な問題が見過ごされることになるのです。

わたしたちが、うまくいかないと思うときは、前提条件を満たしていないことが多いのです。なので、そんなときは目的を達成するための前提条件を見極めて、普通に条件に必要な要素を獲得していけばいいのです。
間違っても、意味不明のプレゼンで逆転しようみたいなことは考えないほうがいいのです。

結局、地道な作業の積み重ねでしか物事は成し得ないということなんでしょうね。

まぁ、何かを成そうとしないっていうのもありですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ




 

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない
6.言い換えると超高度な個人主義
7.幸せ依存症の日々
8.部分否定があなたを幸せにする
9.問題の本質と陰謀論

10.ホワイトカラーおじさんを目指せ!
11.今、目の前にあること1つだけ


12.しゃべるな危険

「ポジションを取れ、批評家になるな。フェアに向き合え。金を稼げ。画一的な基準を持つな。複雑なものや時間をかけないと成し得ないことに自分なりの価値を見出して愛でろ。あらゆることにトキメキながら、あらゆるものに絶望して期待せず生きろ。明日と明後日で考える基準を変え続けろ」

本書の最後に著者は、このようなメッセージを書いていいます。

ともすると、私たちは批評家になりがちです。
なぜなら、批評されるより批評している方が楽だし安全だから。

その反面、自分の人生の実感のなさに嫌気もさしています。
しかし、自分の人生なのに薄く感じるのかわからないのです。

人生に手触り感が欲しいなら、まずは批評される側になることです。
そのためには手を動かしてやることです。

批評家は1000の言葉でわかりやすく物事を説明してわかった気になっています。
しかし、世の中の大半のことは、言葉になっていません。

手を動かし、ポジションを取り、経験をすると、言葉ではないニュアンスを得ることができます。
そのニュアンスは個人的で言葉にならないものですが、人生を実感させてくれるものでしょう。

また、自分で動き出すと他人の動きに期待する必要が無くなります。
期待している暇があったら自分やった方がいいに決まっているからです。


日本再興戦略に共感し一助とならんとするならば、読んだ事を批評で消化せず、手を動かしながら考え続けることが肝要ではなかろうか。

まぁ、読み終わった興奮で喋りまくってしまったんですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない
6.言い換えると超高度な個人主義
7.幸せ依存症の日々
8.部分否定があなたを幸せにする
9.問題の本質と陰謀論

10.ホワイトカラーおじさんを目指せ!

しっかりメールが打てて、電話の受け答えができて、お礼の手紙が書けて、事務作業を効率的にできて、新人を育成できるーそうした人材はとくにベンチャー企業に足りません。だからこそ、「ホワイトカラーおじさん」たちは、兼業してベンチャーで働けばいいのです。1社5万円でも10社やれば50万円稼げます。

最近は、おじさんを叩くのが流行っているようです。
アップデートしない奴はおっさんだ!おっさんは世の中の害悪だ!と、みなさん楽しそうです。
わたしの見る限りアップデートし続けられるような人って、そんなに多くないと思うんですよね。

本書は日本再興戦略ですから、当然イノベーターの視点を中心に書かれています。
しかし、日本再興「戦略」が成就するには多数に支持されなければなりません。
そして支持してくれる多数というのは、同じ作業を繰り返し、少しでも楽をしようとする人たちです。
アップデートなんてことは考えたこともない人たちです。

情報感度の高い学生さんは、「ホワイトカラーおじさん」を蔑む方も多いのではないかと思います。
しかし、その学生さん達の大半は「ホワイトカラーおじさん」にすらなれないという事実があります。
大企業に入り、組織内のゴタゴタを耐え、精神を病まず、コツコツと非効率な実務を20年近く続けられた者が「ホワイトカラーおじさん」の称号を手にすることができるのです。
一体、今年新卒だった人たちの何割がここに到達できるというのでしょうか。

今後「ホワイトカラーおじさん」は希少種になっていきます。
そして、最も多い層は、同じことを繰り返し、少しでも楽をしようとする層です。
8割位の人は楽をしようとする層になります。何故なら、「ホワイトカラーおじさん」になる機会が存在しなくなるからです。

このような予測に立って考えるならば、「ホワイトカラーおじさん」の生態を調べて、真似していくのも立派な作戦です。
この先、自分の仕事がジリ貧だと感じたり、何かを作ったことのない情報だけ学生だったりするならば、「ホワイトカラーおじさん」を目指せ!と煽っておきたいと思います。

「ホワイトカラーおじさん」ってカワイイよねってなればいいなぁ( ̄ー ̄)ニヤリッ





 

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない
6.言い換えると超高度な個人主義
7.幸せ依存症の日々
8.部分否定があなたを幸せにする

9.問題の本質と陰謀論

近年、うつ病の人などが増えているのは、ワークライフバランスが声高に叫ばれる中、いまだに社会がタイムマネジメントを中心にまわっていて、ストレスマネジメントが全然できていないからです。たとえば、残業を禁止して、形式上22時までに帰宅すればいいというのは明らかにおかしい。
時間で区切るからストレスマネジメントが機能していないのに、また時間で区切り直してどうするんだ、という話です。その中でストレスフルな仕事をしていたなら、それは時間が短くなってもあまり関係がないのです。本質は「残業禁止」ではありません。ストレスを感じていない人間は、無限に残業をしてもいいのです。

問題の本質を捉えるとはこういうことをいうんだなぁ、という好例だと思います。

経験的にも、ストレスは労働時間の長さには比例しないんですよね。
面白くて夢中で仕事しているときは、始発〜終電が続いても全然平気だったけど、仕事に「やらされている感」が出てくると、残業ゼロでも精神的にものすごく辛かったのを覚えています。

なんで、政治は問題の本質に行き着かないのでしょう。
おそらく、ストレスマネジメントに着目すると、政治問題ではなく個人の問題に行き着いてしまうのがわかったので、わざと本質を外したのではないでしょうか。

ストレスマネジメントは個人が行うものなので、政治の介入余地は少ないです。
しかし、タイムマネジメントは労働法が絡むので政治介入度が高くなります。

政治が抱える問題のほとんどを個人、法人に帰結させ、協力的に解決していった場合、政治は本当にシビアな問題の解決のみを迫られることになります。

例えば、年金を減額する、医療費負担を増やす、公務員を削減するなどです。
これらは、誰かが必ず具体的な損失を被るので強烈な反対に晒されることになります。
政治家や官僚としては先送りしたいでしょう。

そこで、どうでもいい問題を、本質をつかない形で政治問題に仕立て上げるような真似をするのではないでしょうか。
 
と、いう陰謀論を唱えて見ます( ̄ー ̄)ニヤリッ







日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない
6.言い換えると超高度な個人主義
7.幸せ依存症の日々


8.部分否定があなたを幸せにする

たとえば、空き部屋をシェアするAirbnbについても、「こんなサービスはなじめない」という人がいますが、頭ごなしに否定するのではなくて、むしろ「自分のマインドが今風ではないのではないか」と疑ったほうがいい。そういう新しい価値観を受け入れていくほうが生きやすい。それができない人は、ストレスばかりためてしまって、新しい時代の中で、すごくかわいそうな人になってしまいます。

わたしたちは、「とりあえず否定する」ってことをやりがちです。
頭ごなしに否定すれば、後は考えなくていいのでラクなのです。
しかし、よく考えてみると、基本スタンスが否定モードになっている人は、損するんじゃないかなーと思ったりします。

頭ごなしに否定するってことは、その物事に対して全否定なわけですよね。
そうすると、古いもの(自分が肯定するもの)は徐々に減っていくので、年々否定したもの(新しいもの)が世の中に増えていくことになってしまうのです。

自分が否定したものを、誰かが楽しそうに使っていると、その誰かまで否定してしまったりして。。。
老人になる頃には地獄のような環境に生活することになりそうです。

そう考えると、否定をするなら、「とりあえず否定する」という基本スタンスはやめて「部分的に否定する」ようにしたほうが幸せになるだろうな、と思うのです。

なぜなら、「部分的に否定する」ためには、新しい物事をとりあえず触らなくてはならないので、便利だったりするとそのまま使ってしまうこともあるわけです。
それに、どういうものか経験があれば、誰が使っていようと気にならないものです。

今の内から、「取り敢えず触って、部分的に否定する方式」に切り替えておけば、老人になってもちょっとは幸せな環境で過ごせるのではないでしょうか。

多少、練習は必要かもしれませんが、やって損はない気がしています。

まぁ 新しいものに気づかないことの方が多いのですが( ̄ー ̄)ニヤリッ

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない
6.言い換えると超高度な個人主義

7. 幸せ依存症の日々

何かを求めているけれども。それが足りないという状態は、実は依存症です。別に、自然でいればいいのに、メディアの定義した幸せを探す日々の中で、日本人はいつのまにか「幸せ依存症」になってしまったのです。

誰かが定義した様式が幸せだと誤解してしまうのはなんででしょうね?
いい仕事、いい人間関係、美味い飯、素敵なパートナー、周りからちやほやされてキラキラしている自分・・・文字にしてみるとバカバカしいと思うのですが、こんな空気感が幸せの要素だと信じていたりもするのです。

たぶん、本当に重要なのは自分だけの評価値をもつことだと思うのです。
そして、その評価値は自分自身と虚心坦懐向き合って、長い時間を過ごすことでしか手に入らないような気がします。
修行みたいだけど、幸せ依存症になってしまった以上、時間をかけて正常化していくしかないんじゃないかな、と思う次第です。

まぁ 幸せ依存症の日々に、依存するっていうのもありかも知れませんけど( ̄ー ̄)ニヤリッ


日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです
5.百姓と思えば腹も立たない


6.言い換えると超高度な個人主義

元来、我々には、西洋的な、依存なき個人に立脚する考え方は戦略的に向いていないのです。いくつものレイヤーやグループに分かれて人生を重層的に生きていけるわけですから、コミュニティー同士の判断基準を戦わせながら、ときに人間一人の判断を超えた補完技術による意思決定を含めて判断材料にしていけばいいのです。

思想や慣習により、私たちは依存なき個人を規定しにくいのは確かで、基本的にはコミュニティー掟に従っている方が性に合っています。
しかし、依存なき個人が本当の個人だ、という教育を受け続けてしまうことによって、生来的に向いている性質とは違う考え方をしなくてはならなくなります。
今起こっている社会問題でもこの側面は露わになっています。
特にメディアの主張の仕方に、「依存なき個人が絶対正義」を否定しきれないジレンマを感じます。

著者はそれを、複数のコミュニティーや立場におけるそれぞれの判断基準を戦わせて決定を下すような考え方にすればいいと主張します。
つまり、立場や所属によって主張(正義)が違うことを受け入れて決定する方が、日本人向きだし、世の中うまく回るよね、と。。。

さて、本当にうまく回るのでしょうか。
依存なき個人の場合は、私の正義が一つある状態ですが、複数の主張を受け入れて個人が決定を下していくというのは、とても高度な判断なわけです。
単純に一つの正義に従って決断するよりも、所属する複数のコミュニティーにとっての最善を考えて決断するとき、私たちは信じる正義以外の判断基準を持たなくてはならないのです。

他にも考えなくてはならないことがあります。
コミュニティーの質の問題です。
日本人の特質が、個人よりもコミュニティーを中心に考えるものであって、それが合理的であれば、依存なき個人という思想は普及しなかったはずです。
しかし、コミュニティーが閉鎖的だったため合理性を欠き、依存なき個人が普及したのです。
そこで、著者はこう主張します。

インターネットは空間と時間を超えてつながることのできるインフラです。流動的な「ムラ」社会を作りやすくなっているのです。(中略)つまり、移動と労働とコミュニティの選択性を作るべきです。

コミュニティーを選択できることが重要なのです。
コミュニティーに依存した個人でいい、しかし、コミュニティーは代替え可能である。
そうすると、コミュニティーに絶対性がないので弱い依存状態にしかならないのがいいですよね。

このような状態の中で、各個人が意思決定していというのは、言い換えれば、超高度な個人主義ではないかと思うのです。


まぁ だらだら生きられるならどんな主義でもいいんですけどね〜( ̄ー ̄)ニヤリッ


日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない
4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです

5.百姓と思えば腹も立たない

これから日本が東洋的な感覚を土台にしてテクノロジーを生かしていくためにも、まずは西洋的個人を超越しなければならないのです。一人がひとつの天職によって生きる世界観に我々はもともと住んでいませんでした。百姓とは100の生業を持ちうる職業のことです。

「忙しいのに!なんでこんな事やらなきゃいけないんだ!!」ってよく思ってました。
でも、不思議と自分が100の生業をもつ百姓だ!と思うと、腹が立たなくなるんですよね。
金になるとかならないとかじゃなくて、ぜーんぶ仕事だと思えば、なんか細かいことがどうでもよくなってくるんですよ。
ただただ、ちゃんと仕事しようと思えるんです。
まさか!これが悟り?

多分、この考え方が日本人的でいわゆる自然ってやつなんだと思います。

西洋的な思想に洗脳されていたってことですかね〜( ̄ー ̄)ニヤリッ




4.公平と平等 絶対正義ってのはないのです

日本の歴史と伝統を冷静に見つめていくと、欧州式の概念の中には、日本には合わないものも多いことがわかります。
その典型例が、平等と公平という概念です。平等とは、対象があってその下で、権利が一様ということです。何かの権利を一カ所に集めて、それを再配布することによって、全員に同じ権利がある状態を指します。それに対して、公平はフェアだということです。システムの中にエラーがないことや、ズルや不正や優遇をしないということです。

具体例として試験のカンニングは怒るけど、教育格差には無頓着ということをあげています。
著者はこれを、民族的に均質な日本人の特徴ではないかと推測しています。

この指摘は全くその通りで、民族的に均質でなければ、平等という権利意識に無頓着にはいられなかったでしょう。
例えば肌の色が違う民族が全体の40%日本にいたとして、歴史的にその40%の民族に選挙権が一人一票ではなく0.5票だったとしたら、40%の民族は、いずれ自分たちの権利を主張するために抗議を始めるでしょう。
こんなことが、社会のあちこちで起こり続ければ、嫌でも権利、平等に意識がいくようになるのです。
それがが起こらなかったから、日本人は権利とか平等に疎くなったと。。。

しかし、著者はこれを悪いとは言いません。
日本にあったものを作ればいいんじゃないかと論じます。

日本に合ってないものを無理やり日本に持って来る必要はありません。それは日本人に向いてないだけの話です。ただし、日本人は公平にはこだわるので、あらゆるものを公平にジャッジすることにはこだわるべきです。つまり男女のどちらにもいえることですが、口先の平等を隠れ蓑にして、必要以上に権力を得ようとする試みには賛同できないと僕は思ってしまいます。今日本に求められる平等と公平とは、適材適所をきちんと肯定できるロジックと、それに齟齬が発生して場合に制度自体を変更できるようなフットワークの軽い発想です。つまり、全てを50:50にする間違いの平等意識を正し、最適な割合をつねに探す臨機応変さを制度に組み込むべきなのです。

この主張に賛同する人は多いと思います。
しかし、同時にこのような制度ができる可能性は、低いんじゃないかと感じているのではないかとも思います。
なぜ、できないのか。
それは、今まで、平等に無頓着だったせいで、原理原則の平等を振りかざせば、無理が通ってしまうという現象が起こっているからです。
指摘にあった「口先だけの平等」です。

主張された制度を実現するための第一歩は、論理的に平等なことでも現実に合わなければ不要であるというコンセンサスを形成することでしょう。
つまり、平等についてもう一度考え直し、平等が絶対正義ではないということを認識する必要があるということです。

平等にベーシックインカムを導入してくれればなんでもいいんですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ



日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


1.「意識改革」という言葉
2.因果は続くよどこまでも

3.指摘されると気になってしょうがない

我々は「欧米」という言葉を使うことをとりあえずやめたほうがいい。「欧米」ではなく、米国、英国、ドイツ、フランスというふうに国単位で語るべきです。また、いつの時代の、どの国か、ということも重要です。そうするだけで、議論がとてもしやすくなります。具体例がなく、普段、何気なく使っているくせに意味を言えない単語が我々の言葉には多すぎる。それは、近代日本語もまた、即席作りの言語だからです。

「欧米」という言葉をやめることと、「欧米」という言葉が使われたら具体的な国に変換してその話を聞いてみる、ということをやり始めると、
・いかに都合のいいイメージでものを喋っていたかに気付きます。
・他の国や民族に対して無知だったことに気付きます。
・そして口数が少なくなります。

もうね、最初のうちは軽くノイローゼになる感じです。
でもね、慣れてくると「欧米」を連呼する専門家が、具体的に何も言ってないことがわかってくるんですよね。
だからね、ちょっとやってみることをオススメしますよ。

指摘されるとそのことが気になって集中できなくなったりするじゃないですか。
そんな時は、指摘内容をこねくり回すようにすると、どうでもよくなって気にならなくなったりします。

まぁ 何も考えずに「オウベイ」「ガイジン」を使ったほうがストレスはないですけどね( ̄ー ̄)ニヤリッ

日本再興戦略【電子書籍】[ 落合陽一 ]
日本再興戦略【電子書籍】[ 落合陽一 ]

日本再興戦略 (NewsPicks Book) [単行本]

日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


2.因果は続くよどこまでも

結局、高度経済成長の正体とは、「均一な教育」「住宅ローン」「マスメディアによる消費購買行動」の3点セットだと僕は考えています。つまり、国民に均一な教育を与えた上で、住宅ローンにより家計のお金の自由を奪い、マスメディアによる世論操作を行い、新しい需要を喚起して行くという戦略です。

この高度経済成長期にうまく機能し、現在あらゆる問題を引き起こしているこのシステムを見直して、新たな価値が生まれるシステムを作り直す、という。

しかし、この完成された3点セットの因果から解脱することは本当にできるのだろうか。
多様性のない義務教育、住宅ローンの頭金になら金を出してくれる親、同じ内容を延々と繰り返し洗脳するテレビ、この完全なる因果の世界は、親から子、子から孫へと遺伝子レベルで受け継がれてしまっているようでさえある。

本書ではこの先、歴史を振り返り、日本人が何故この因果を抜け出せないメンタリティーを持つに至ったか、近代を経たことによってどんな錯覚を持っているか、根本的な思想について、テクノロジーについて、そして教育と私たちの今について、検証分析し著者の戦略を解説している。

このどこまでも続きそうな因果をいったいどのように解いていくのか。
早く続きを追っていきたくなる。

いやぁ、3点セットどっぷりの親戚がいっぱいいるんですよぉ( ̄ー ̄)ニヤリッ

日本再興戦略 [ 落合陽一 ]
日本再興戦略 [ 落合陽一 ]


日本再興戦略 (NewsPicks Book)
落合 陽一
幻冬舎
2018-01-31


日本再興戦略とは大々的なタイトルですが、「日本?まぁなんとかしなきゃいけないよね、誰かが。」って多くの人が思うところなんですよ。

現代の魔法使いの落合陽一さんが、漠然とした「なんとかしなきゃいけない」を具体化し方針と根拠を示してくれています。

今まで当たり前と思っていたことを、落合さんが解釈すると、「なるほど!これって問題だね。」と気付かされます。その気づきがとても心地いいので是非体感してみてください。


1.簡単に使えない言葉「意識改革」

「え〜、生産性向上にはぁ、個々の意識改革が重要でありぃ・・・」
「意識改革」という言葉は、「具体策がないので各々で・・・」という逃げのニュアンスで使われがちです。

日本を再興するため、世界を理解するために重要なのは「意識改革」です。集団に対する処方箋としての教育とテクノロジー、それを通貫するビジョンが必要なのです。

本書でも、意識改革が重要と表現していますが、具体的に教育とテクノロジー、それを基にしたビジョンを集団に処方して意識改革を促す必要があると言っています。
つまり、どのように意識改革を行うのかが具体的になっているのです。

したがって、読み進めるにあたっては、「処方すべき教育、テクノロジーとは」、「ビジョンはどのようなものか」、を中心にその主張や根拠を楽しんでいけばいいことになります。

意識改革という逃げで使われがちな言葉も、ちゃんと使えば議論や思考に役立つといういい事例です。

まぁ、会議で具体的な意識改革の方法は?って質問したら、各自で考えるように、って逃げられるんでしょうけど・・・( ̄ー ̄)ニヤリッ

その2へ続く






「情報」と無縁だった著者が太平洋戦争中に偶然、大本営の情報参謀となっていく。そんな情報の世界で鍛えられ職人となった著者が、太平洋戦争〜戦後の自衛隊を冷徹に分析していrる。

事実の断片を情報としてかき集め、ギリギリのところで結論を導く職人から、太平洋戦争はどのように見えていたのか。責任論やべき論ではなく、淡々と事実の断片を書き綴っているところが魅力の一冊。

1.「行動を決めてから情報を集める」は、遅いし偏る

情報は常に作戦に先行しなければならない。

わたしたちは生きる上で常に情報に左右されています。
普段から出来る限り情報を収支し分析しておく必要があるのです。

ところで、何かをすると決めてから関係情報を集めるのはダメなのでしょうか。
より具体的な情報を効率的に集められるという点でいいことのように思えます。
しかし、何かをすると決めてから情報を集めると、同じ情報でも行動するための材料として解釈してしまいがちです。

したがって、情報は日々ストックしておくことが大切になるのです。そしてバイアスのかかっていないストックされた情報から何をするかを決定する必要があるのです。



1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣
ケビン・クルーズ
パンローリング株式会社
2017-08-05


生産性向上の鍵は1日を1440分と意識することだ!!
本書では、
・予定を15分単位で入れるメリット
・5時に罪悪感なく退社出来る方法
・先延ばしを克服する方法
などをわかりやすく提案している。
面白そうな部分の飛ばし読みで1時間から2時間くらいでサックと読める本です。

印象的だったのは、「一度しか触らない」という考え方を提唱している部分ですかね。
ほとんどの人は、メールが届いた時点ですぐ読む。あるいは、受信箱を開いて新しいメッセージがたまっているのを見たら、すぐにメッセージをクリックして読む。
そして、返事がほんの数語で済む場合以外は、メールを閉じて、あとで対処する。これではもう一度メールを開いて読み直さなければならないではないか!
言われてみれば、これやってるって人多いんじゃないかと思います。
本書では5分以内で返信できそうなものはその場で対処して、
それ以上かかるものはスケジュールにドラッグして格納しておく方法を提案しています。

時間術系の本はたまに読んで、自分流の管理術をアップデートするのがいいのかもしれませんね。

まぁ時間管理をしないことが時間の節約だったりするんですけど( ̄ー ̄)ニヤリッ








 

ロックフェラー回顧録
デイヴィッド ロックフェラー
新潮社
2007-10-01


「ロックフェラー回顧録」という本がおススメです。
ロックフェラーセンターを建てたのが著者のお父さんで石油で財を成したのがお祖父さんです。
ロックフェラー一家  wiki
著者は、1969年〜81年までチェース銀行頭取をつとめた人物です。

第二次世界大戦や冷戦中の東側諸国中枢人物との会合やアラブ世界の重要人物との関わりについて書いてある部分は、教科書にはでてこない彼らの本音が垣間見え、楽しく読むことができました。
歴史読み物としても楽しめる作品です。

1.ソ連フルシチョフとの対話
2.発言と本音


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赤めだか (扶桑社文庫)
立川 談春
扶桑社
2015-11-20


立川談春師匠の「赤めだか」をご紹介します。
実は、立川談志師匠のことを知りたくて読んだんですが、
弟子の談春が師匠の談志や落語に抱く生々しい愛情が書かれていて思わず一気読みしてしまいました。

1.嫉妬について
2.覚悟の問題



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